絵本作家・葉祥明が生んだキャラクター「はちぞう」の物語が、絵本を飛び出し『音楽朗読劇』に! | ||||
羽を持ち、蜜を吸い、ゾウに似ている不思議な生き物「はちぞう」 生まれ育ったハチドリの森を離れ、自分探しの旅へと出かけます。 旅の途中で出会ったのは、絶滅危惧種として指定されてしまった、かけがえのない地球の仲間たちでした。 はちぞうは、仲間たちと一緒に問題を解決したり、考えたりしながら旅を続けていきます。 自然の素晴らしさや、仲間たちとの心の触れ合いを通して“何か”を発見しながら、少しずつ成長していくはちぞう。 そんな「はちぞう」の物語が、ミュージカル仕立ての音楽朗読劇になりました。 |
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音楽朗読劇「はちぞうの不思議な旅」は3つの要素が微妙に絡み合ったお芝居です。 1つ目は、原作が絵本ということもあり「読み聞かせ」の要素を多く残しています。 聞き手が話し手のコトバをたぐりよせ、頭の中に描くイマジネーションを大切にできたらと思いました。 通常の芝居とは違いナレーション部分を多く残したのは、情景・心情描写から、聞く方々がそれぞれのシーンを描き、自分の絵本を頭の中に想像して欲しいという思いからでした。 2つ目は「アフレコ」のような要素です。 複数の演技者=語り手が何役もこなしながら、映画やアニメーションのアフレコのように入れ替わり立ち替わりして、 コトバを繋いで演技してく様をリアルに体現できるということです。 そして3つ目は「音楽」です。 音楽朗読劇と冠したのは「歌い聞かせ」の要素を入れ、 音をあたかも文章の一節として取り入れたいと思ったからです。 はちぞうの音楽世界はクラシックからポップス、ジャズ、ロック、タンゴまで様々な音楽ジャンルを楽しめるよう、曲が散りばめられています。Humming Elephant「はちぞう」の素敵な音楽の数々を、一緒にハミングしてお楽しみ頂けたら幸いです。 「はちぞうの不思議な旅」は北鎌倉の葉祥明美術館で産声をあげましたが、まだよちよち歩きの段階です。 これから私たちも「はちぞう」と一緒に成長していきたいと願っています。 |
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